放火殺人事件を犯した3人の元受刑者の主犯格とされるものが刑期を終え出所してから次々と元受刑者が殺害される。操作で浮かんできた犯人は放火殺人事件で生き残った男の子。
その放火事件を当時担当した定年前のガン宣告を受けた刑事を軸に物語は綴られていきます。
結末は生き残りの男の子は犯人ではなく、放火された家族が経営していた運送会社の社員の家族が犯人。
しかし、何故か奇妙なくらいに人間関係が交差してドラマチックに展開されていきます。
読み終わった感想としては消化不良気味なオチで、納得行かず、好感は持てませんでした。
生きることは現状はまったく変わらなくても、本人の考え方次第でよくも悪くもなるんだなって思える作品です。
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