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2014年5月1日

女刑事 音道貴子シリーズ「花散る頃の殺人」「嗤う闇」乃南アサ著を読んだ



女刑事のシリーズ物で、派手なアクションとかそういったことはありません。

刑事という職業に付いた女性の目線で事件や警察内の事情などが綴られる作品です。

特にこれといった感銘も印象も無く、ただ女の嫌な考察の仕方、周りの女に対する色眼鏡的な険悪感などは普通の女性が抱いているものにかなり告示しており、女性心理を知りたい男性などには読むとためになるかもしれませんね。

昔から男より女のほうがより多くの壁にぶち当たり、絶望する回数は多く、その分精神的には生きることに対してしっかりとした考え(ずる賢いともいうかな)世に云う世渡り上手的なものを身につけますが、未だに男社会の中では疲れること多く、差別も半端ないです。

まして刑事となるとほんとに大変。

それでも迷いながらも自分の道を歩いている主人公の音道貴子は女性からすれば希望になるかもしれないですね。



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