ページ

2014年4月30日

小説「慟哭」貫井徳郎著を読んだ



少女誘拐殺人事件に絡めて過去と未来が交互に綴られていきます。
途中までは事件を時系列に辿っていっていると思わせて実は違うという帰来を狙っての作品と思うんですが、最後の重要なとこが私的にはどうしても読みにくく、? え~っと、あぁそういうことねってなってしまいました。

作品の犯人はわかりますが、別件の事件は犯人はわからず仕舞い、解明された犯人の心情が大半を占めており、葛藤はわかるけど歪んでいくさまがどうしても気持ち悪く、あまり好ましいとは思えない作品でした。

小説を読み始めて思ったんですが、色んな考え方を持った人が実際居るんだなと実感しましたね。

私も体外ひねてますが、そんな私でも私として生きていいんだなって思えるようにちょっとなりました。

仕事では凹むことばかりですが、まぁいっかって楽観視出来る様になれるようになったことは、いろんな意味で小説読んで結構良かったとこです。



0 件のコメント:

コメントを投稿