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2014年4月29日

小説「神様からひと言」萩原 浩著を読んだ



ストーリーはいまどきの時代誰しも経験するであろう失職から再就職先を運良く見つけ再スタートを始めた青年の日常と葛藤、誰も知らない自分の道を思い悩みながら歩いて行くさまを書いたものです。

感想は「あっそうですか」って言うのが本音。

主人公が再就職を果たした先は食品会社の広報。前職の失敗を終いと我慢するもしきれず、窓際というか配属されればだれしも自主退職に追い込まれるお客様相談室に配属される。

癖の強い人達に囲まれながら、最終的には同棲してて出て行った彼女を追いかけていくためにまた無職になるって顛末。

作中に出てくる主人公を指導する先輩の教えてくれつコツは、どの会社でも通用するなって思った。

いいとこって思ったのはその部分のみで、後はテレビドラマ見たいなストーリーなので、結構退屈かも。主人公を好感度高い役者さんにすれば、2時間くらいのテレビドラマに使えるかもね。

題名の主人公がいうところの「神様」は、ほんのちょっとしかでてこない。
でも、何気ない一言が人のその後の選択をコロっと変えてしまうことは、良くも悪くもあるんだなって思える作品でした。



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