雰囲気としては外国のスパイ映画風ですね。
警察機構が極秘で作った暗殺部隊の１つD1といわれるチームのお話。
法で裁くことの出来ない犯罪、警察が手出しできない大物などが犯している罪。許せることではないと判断された犯罪を犯しているものをD1チームが調査して、暗殺してきます。
D1チームは一応警察官の身分ですが、元はヤクザの用心棒だったり売れっ子ホステスだったりと経歴は様々。事件がなければチームが合うこともなくその間は自由行動。
作中には書かれてませんでしたが、おそらく死んでも秘密りに葬られるだけのような感じですね。
読んでいると隠密同心を思い出します。
「死して屍拾う者無し」のナレーションの決め台詞！
最近のテレビで時代劇はめっきり減って面白くもないタレントの寄せ集め番組ばかりなので寂しい限りですね。
この作品なんかはドラマ化すると面白いかもしれません。
 | D1 警視庁暗殺部 (祥伝社文庫) 矢月 秀作      |
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