上記の症状に去年から長らく苦しめられていました。
この症状になると、キーボードもマウスも全く受け付けてくれず、ブラックアウトしたと思ったら再起動、またはブルースクリーンになり再起動など、グラフィックボード関連で悩んでいる人は私だけではないはずです。
で、私も色々やって、ようやく落ち着いたようなので、一応治すために試みてみた方法を載せておこうと思います。
グラフィックボードのグリスを塗り替えてみた
去年購入したばかりだし、この症状を保証期間内に一度マウスコンピュータに修理に出し、グラフィックボードを交換してもらったので、必要ないと思ってはいたのですが、症状は全く改善しなかったし、既に1年経って保証期間は過ぎているので、やってみようということにしました。
取り敢えず用意するもの
- ドライバー(ねじ回し)
- パソコン用グリス
- 古いグリスを拭き取るもの
- ヘラ(別に泣くてもいいかも)
とりあえす私が用意したもの
SANWA SUPPLY シリコングリス TK-P3S サンワサプライ |
ELECOM 強力タイプウェットクリーニングティッシュ60枚入り WC-JU60N エレコム 2004-11-01 |
AINEX シリコングリス用ヘラ [GH01] AINEX |
注射器タイプでとても簡単に使えました。 |
これはホント便利。ディスプレイも難なく綺麗に拭けるし1個あると重宝します。 |
使ってからこれは有ってよかったと思いました。現在グリスの袋に入れて保管。 |
さっそくパソコンを開けて実行。
手順としてはグラフィックボードを支えている黒いバーを外し、グラフィックボードに差し込んであるコードを抜き、パソコン本体の裏のグラフィックボードを支えている?部分のネジを外して、マザーボードに刺さっているグラフィックボードをはずすだけ。だけど、メモリと一緒で刺さっている一番端のヒンジ?だっけ、それを押し下げてグラフィックボードを抜かないといけないので、大変だった。 |
これでようやくグラフィックボードを取り出せたので、早速解体ではなくて、グリスを塗り替えるためにファンとボードを離す作業にとりかかります。
私のグラフィックボードはネジが4つありこれを外していきます。既に2こ外してます。 |
ネジにはバネがついています、なんのためかは詳しくないので不明。
外し終わったらファンとボード本体をパカっと分けるだけなんですが、これが異様に硬い。。。
一瞬このまま無理に剥がしたら壊れるかも。。。って思ったんですが、検索すると、グリスが乾燥していると、剥がれにくいんだそうな。
この時点で、グリス交換は正しい判断だと根拠の無い自信があったりしました。
で、なんとか分離成功!
中を見て愕然。。。
ファン側。一部グリスがまだ乾いてないけど、ほとんど乾燥状態。しかも量多し、はみ出過ぎ。 |
ボード本体側。カラカラ具合がよく分かる。しかもやっぱりグリスはみ出てるよー。 |
手で簡単に持てるグリス。どんだけ~(古いか)
柔らかいゴムのよう。しかし柔軟性は無い。 |
兎に角、グリスを拭き取らないと始まらないので作業開始。
ウェットティッシュタイプの拭き取りを選んで正解。モロモロとしててティッシュでは拭きとり不可能レベル。 |
時間をかけてボード側、ファン側とも綺麗にしました。
まだ上の方ちょこっと拭けてませんが、撮影後ちゃんと綺麗にしました。 |
こちらもピッカピカ。ほんとに手間取った。 |
さて、ようやく本題のグリスを塗ります。
検索したサイトや動画などでも説明されてますが、本体の真ん中辺りにグリスを適量置いて、ファンと合わせた時に伸びるようにしてもいいそうです。
私はこのヘラを使って実行することにしました。
半透明で、割りとグリス塗る際、しっくりくる柔軟性を持っていて、塗りやすかったです。 |
グリスを薄く、空気を入れないように慎重に塗りました。
グリス自体が柔らかめ?かどうかは初めて塗ったのでわかりません。でも上手く塗れた方かな? |
後は慎重に合わせてネジを再度締め直し完了です。
本来は、グラフィックボードのグリスがダメになり、温度が異様に上がった時とかにする処置らしい。熱暴走はTechPowerUp GPU-Z v0.7.3とかで計測したら40℃くらいで(それ以上は下がらない状態)心配はしていなかったけど、塗り直して馴染むまで1日くらいは置いたほうがいいという情報を信用してやってみたところ、なんと7℃くらい温度が下がった。
これにはびっくりした。
しかし、グラフィックボードの温度が症状の原因の一因かもしれないし、違うかもしれないので、次の症状改善方法を素早く取り入れることにした。
ちょっち長くなってきたので、次に書きます。
これにはびっくりした。
しかし、グラフィックボードの温度が症状の原因の一因かもしれないし、違うかもしれないので、次の症状改善方法を素早く取り入れることにした。
ちょっち長くなってきたので、次に書きます。
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