ページ

2013年9月14日

国民年金未納者を減らすには

現在25年以上支払えば65歳から受け取れる年金ですが、国民年金はそれだけで生きていけるほどの金額はもらえません。厚生年金はもらっている給料の金額でもらえる金額が変わってくるので、それだけで生活できる人もいいれば、無理な人もいるということろ。

国民年金は一年約180,000円強支払い、40年間支払ます。前納したとしても受け取れる年金は月60000円くらいです。別の保険かもしくはちゃんと貯蓄しない限り、生活保護も併用しないとまず生きていけません。

支払えない場合、役所に行って免除申請をすれば支払い期間喪失を出さず、後で支払うことができます。しかし、免除申請をせず放置して2年以上経ってしまうと、お金があるときに支払おうとしても支払えないんですよね。

で、収めたくても収められなかった分、年金支給額は激減りします。最低でも全支払い期間中25年間分納めていないと、年金は一文も受け取ることができない。

それを防ぐために、現在平成27年9月まで、過去10年間分を支払える制度をやってますが、この僅かな期間に10年分約1,800,000円支払える人はいるのでしょうか?

大半の人は、支払いたくても支払うことによって生活できなくなるレベルの人なんじゃないんでしょかね?そんな人が支払える金額とは到底思えないんですよ。

そうなると「どうせもらえないから支払わない」に至る。

至極明快で当たり前の結論に達します。

今の人口比率は逆ピラミットで、現在年金を受け取っている人を支払っている人が支えている。年金の支払金額が毎年上がっているのはこれのせい。

支払金額が上がれば、今よりもっと支払えなくなってくる人が多く出て来ると思うんですが、下がるどころか据え置くこともできない状態。

消費税が上がってしまうのもわかるような気がしてきてしまうんですが、取り敢えずこういうふうにしてみるとちょっとは状況変わるかもって思ったものを書いてみる。


支払い期間の撤廃


支払い期間を撤廃して、40年間の間にいつでも支払えるようにすれば、納付率は格段にあげられると思う。これだけいい利率を受け取れる金融商品はないから大半の人は支払いたいと思っていると思うから。10年とかケチ臭いこと言ってないで、全期間いつでも余裕のあるときに支払えるようになれば、かなりの効果を発揮すると思う。


いつでも支払えるようにする

余裕のあるときは先に年金を倍支払っておける、無いときは次に余裕が出てくるまで支払わない。こんな感じで自分で自由に支払えるようにする。

国は取り敢えず支払うことを要求するのであれば、これくらいはしてもいいと思う。

支払状況は年1回本人宛に郵送すれば支払を忘れてないか確認できるし、計画も立てやすい。

今のように2年分の滞納分を委託業者にやらせて無駄に税金を山ほど使うこともなくなるから節約できて一石二鳥。

たったこれだけのことを変えるだけで、納入率が上がり、節約できると思うので即実地して欲しい。

何故こんな簡単なことができないのか?
既得権益を貪っているアホがほんとにおおいってことだろうな。

他の国ならまず命に関わってくると思うけどね。

多分この国もそうなっていきそうな世上になってきてるような気がするので、襟を正す時期に来てると思うのは私だけだろうか。



0 件のコメント:

コメントを投稿